能登半島地震調査報告【動画】
「令和6年能登半島地震」により被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げ、一日も早い復興を願っております。
6月の7日・8日の短期間ですがラスモルタル外壁の調査に、東京理科大学の古賀一八教授と能登に行ってきました。
前年に訪れた輪島朝市通りの、お土産屋さん、喫茶店、何処を訪れたか判らない状況で胸の痛む思いでした。
地震発生から6カ月ですが、道路、電気、水道のライフライン復旧、仮設住宅の設置が進んでいましたが、被災した建物は手付かずの状態で、地震の被害を受けたままの姿で放置されていました。
古い建物は、現在の耐震基準に合っていないのは当然で、倒壊しても仕方のない建物だと判断されがちです。しかし、標準施工が成されていなかった古い家屋のラスモルタル壁でも、一部の壁だけラスモルタルにしていた家屋も、地震時にラスモルタル壁が頑張って建物の倒壊を防いだと、多くの事例が残っていましたので、動画でご紹介いたします。
2024年石川県能登地震調査報告 (youtube.com)