YM式波形ラス

YM式波型ラス(木造建築用)

  • ラスモルタル外壁用ラス 塗厚の確保によって防火性・耐震性に適し、住宅支援機構の標準仕様書の指定左官材料です。

ラスの豆知識その3

波形ラスは、モルタルの塗厚と剥落を防止するために波が横になるよう張ります。
波が縦になるとモルタルが乾くまでにずれることが有るからです。
波形ラスの山高(波の高さ)は、モルタルの塗厚によって高さを選べます。
これは、使用されるモルタルが現場で砂とセメントを調合して施工する場合(現場調合モルタル:砂モルタルとも言います。)は、防火のために20㎜の厚みが必要です。
また、すでに工場で調合された(既調合軽量セメントモルタル)ものと水を混ぜる場合は、15~16㎜で防火認定を取得しているものもあり、モルタルの中心位置に波形ラスが来るように考えられています。

モルタルの種類 塗厚 波形ラスの高さ
現場調合セメント 20㎜ 10㎜又は8㎜
既調合軽量セメント 15~16㎜ 6㎜又は8㎜